江戸の有力な植木屋が書いたと推測される：聚芳図説
著者や作成時期などの詳細は、不明ながら当時の園芸文化を知る上で貴重な資料です。
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10月20日
江戸時代後期に刊行された、鉢植え・盆栽などの園芸指南書：金生樹譜
長生舎主人（栗原信充）の金生樹譜別録は、江戸後期の園芸書で、元々は万年譜、松葉蘭譜など7冊のシリーズ本の別録として出版されました。
9月22日
朝、鮮やかな珍しい花の朝顔集：朝鮮珍花蕣集
著者の峰岸正吉（生没年未詳）は大坂難波の神官で、当時の朝顔栽培の重鎮です。江戸時代中期から後期にかけての大坂の浮世絵師・丹羽桃渓、三木探月斎が画いています。
9月22日
100の菊図に注釈と菊の古歌を添える：扶桑百菊譜
著者は、百鞠亭児素仙（実名、生没年不明）。1736年2月に刊行。
本書の自序に「左京河東散人」と記されているので、京都に住居か。「菊を愛すること、宝永に萌して、正徳享保の間より盛んなることなし」とある。
7月1日
江戸時代に栽培された変化朝顔24種：朝かがみ
東雪亭(生没年、本名未詳)の「朝かがみ」は、江戸時代に朝顔ブームの中で栽培されていた変化朝顔の図譜です。この図譜は東雪亭が著し、葛通斎文岱(生没年、本名未詳)が画を担当しています。文久1年(1861年)に刊行されました。
6月9日
江戸時代後期の旗本、本草学者・武蔵石寿が著した：竹譜
著者の武蔵石寿（明和3年(1766) ~万延元年(1861）は江戸時代後期の旗本・本草学者であり、江戸の博物研究会「赭鞭会」の主要メンバーでした。
貝類図鑑「目八譜」の著者で日本貝類学史上特筆される人物。
6月8日
木版多色の美しい図が挿入された栽培手引書：花壇朝顔通
花壇朝顔通の著者は壺天堂主人（詳細不明）であり、図は江戸時代後期の画家・森春渓（生没年不明）によって描かれました。この書物は乾坤二冊の小型本として発売、美しい木版多色の図が挿入され、百八十余種の品種解説や栽培手引書としても利用されていました。
5月23日
旗本の水野忠暁が著した斑入り植物の図説集：草木錦葉集
文政12年(1829)、江戸時代後期の園芸家・旗本の水野忠暁が著しました。
水野忠暁は、江戸の青山で変珍木を扱っていた植木屋、繁亭金太こと増田金太郎らとともに、斑入り植物を愛好し、当時世界的にも珍しい斑入植物のみの本書（収録植物は1031種）を刊行しました。
5月12日
約100種類の花菖蒲：花菖蒲図譜
この美しい図譜は、およそ100種類の花菖蒲が描かれています。 明治38年（1905年）には帝国図書館の蔵書であったことがわかっていますが、詳細は不明です。 永斎//写『花菖蒲図譜』,写. 国立国会図書館デジタルコレクション...
4月16日
現在のクローバーの渡来事情と和名シロツメクサ（白詰草）の由来の記述：竹園草木図譜
外来植物に関する記録が多くあり、特に「弘化３年（1846年）にオランダより贈呈された器物の箱に、詰め物として枯草が使われていた。それに着いていた種子を蒔いたら、ウマゴヤシに似た葉の見慣れない白花が咲いた」という記述があります。
4月16日
日本で最初にオクラが栽培されたことを示している：本草寫生
本草寫生は、貴志忠美が駿府で記した写生帳です。
この書には「安政元年（1854年）に江戸から送られてきた魯西亜豆（おろしやまめ）を蒔いたら、トロロアオイに似た花が咲き、トウガラシのような実が成った」という記述があります。この記録は、日本で最初にオクラが栽培されたことを示している
4月15日
万葉集に登場する様々な物品や生物を美しい絵画で表現：万葉集品物図絵
「万葉集品物図絵」は、動植物を描いた書籍であり、雅澄の国学研究の一環として制作されました。この書籍は、万葉集に登場するさまざまな物品や生物を美しい絵画で表現しています。
4月13日
幕末期渡来植物の図譜：新渡花葉圖譜
本書は国立国会図書館に収蔵されているもので、1914年に伊藤圭介（幕末から明治期の本草学者・蘭学者・博物学者・医学者日本初の理学博士）の孫・伊藤篤太郎が母の小春（圭介の五女）に転写してもらった写本です。
4月5日
西洋草花図譜 春之部 壱~弐
著者は、谷上廣南。京都画壇の大家 鈴木松年の高弟 湯川松堂に認められ花鳥画で特異な境地を開きました。
後に染織図案家（染織デザイナー）とした活躍。 大正14年（1925年）大阪図案家協会の設立発起人の一人。
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