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季節感が豊かに表現されている花鳥画:景年花鳥画譜

著者の今尾景年(弘化2年(1845)~大正13年(1924))は、明治から大正にかけて活躍した四条派の日本画家。幼名は猪三郎、のち永観。字は子裕。景年は画号。(別号に三養、聊自楽、養素斎。)

色彩豊かな花鳥画を得意とし、「綺麗濃褥」と評されました。

家は代々「伊勢屋」の屋号を持ち、三井呉服店出入りの友禅悉皆業。


画譜は春夏秋冬の四季に分かれており、それぞれの季節に咲く花やその季節に見られる鳥が細部まで丁寧に描かれており自然の美しさがリアルに伝わってきます。これにより、季節感が豊かに表現されています。




春之部

今尾景年 画『景年花鳥画譜』春之部,西村総左衛門,明治24.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13128902






夏之部

今尾景年 画『景年花鳥画譜』夏之部,西村総左衛門,明治24.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13127862







秋之部

今尾景年 画『景年花鳥画譜』秋之部,西村総左衛門,明治25.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13127863







冬之部

今尾景年 画『景年花鳥画譜』冬之部,西村総左衛門,明治25.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13127864

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